中学受験で算数の成績を伸ばすには、ただ問題数を増やすだけでは不十分です。
大切なのは、どのように考え、どこで間違え、どう修正するかです。
ここでは、算数の成績を伸ばすための正しい勉強法と、家庭学習だけでは限界が出やすい理由について解説します。
算数は「量」よりも「質」が大切
算数が苦手なお子さんほど、問題集を何ページも解こうとします。
しかし、理解が浅いまま問題数だけを増やしても、成績はなかなか上がりません。
むしろ、間違った解き方や雑な考え方が習慣になってしまうこともあります。
算数で大切なのは、少ない問題でも、深く考えて確実に理解することです。
まずは計算力を安定させる
算数の土台は計算力です。
ただし、計算練習も大量にやればよいわけではありません。
おすすめは、毎日短時間でよいので、絶対に間違えないつもりで丁寧に解くことです。
- 1回3〜5題にしぼる
- 途中式を丁寧に書く
- その場で見直す
- 字を雑に書かない
計算ミスの多くは、単なるうっかりではありません。
字の見間違い、途中式の省略、見直し不足など、必ず原因があります。
その原因を直さないまま問題数だけ増やしても、ミスは減りません。
文章題はすぐに解説を見ない
文章題で大切なのは、自分で考える時間です。
分からないからといって、すぐに解説を見る習慣がつくと、初見問題に弱くなります。
文章題に取り組むときは、まず次のことを意識しましょう。
- 問題文を最後まで読む
- 何を求める問題か確認する
- 分かっている条件を書き出す
- 図や表にして整理する
- 最低10〜20分は考える
すぐに正解できなくても構いません。
大切なのは、自分の頭で条件を整理し、試行錯誤する経験です。
解説を読んだ後が一番大事
算数でよくある失敗は、解説を読んで終わりにしてしまうことです。
解説を読んで「分かった」と思っても、それだけでは自力で解けるようにはなりません。
解説を読んだ後は、必ずもう一度、何も見ずに解き直しましょう。
- 解説を読む
- 一度ノートを閉じる
- 自力で最初から解き直す
- 途中で止まったら、どこで分からなくなったか確認する
この流れを繰り返すことで、ようやく「分かったつもり」から「自分で解ける」状態に近づきます。
間違えた問題は必ず時間をおいて解き直す
一度間違えた問題は、その場で解き直しただけでは定着しにくいです。
翌日、1週間後、1か月後など、時間をおいて再度解き直すことが大切です。
特に中学受験の算数では、似たような考え方を使う問題が何度も出てきます。
できなかった問題を放置せず、繰り返し解き直すことで、少しずつ考え方が定着していきます。
家庭学習だけでは限界が出やすい理由
ここまで紹介した勉強法は、どれも大切です。
しかし、実際に家庭で続けるのは簡単ではありません。
- 子どもがすぐに答えを見たがる
- 親が教えると感情的になってしまう
- どこまで考えさせればよいか分からない
- 間違いの原因を正確に見抜けない
- 塾の宿題に追われて復習まで手が回らない
算数は、ただ正解を教えればよい科目ではありません。
どこで考え違いをしているのか、なぜその式になったのかを確認する必要があります。
ここを見抜けないまま勉強を続けても、成績はなかなか伸びません。
集団塾では見えにくい弱点がある
集団塾では、カリキュラムに沿って授業が進みます。
そのため、全体の流れを学ぶには有効です。
しかし、一人ひとりのお子さんが、
- どこで条件を読み違えたのか
- なぜその図が書けないのか
- どの計算でミスをしやすいのか
- 本当に理解しているのか
まで細かく見ることは難しい場合があります。
授業を聞いていると分かるのに、テストになると解けない場合は、理解の途中に穴がある可能性があります。
マンツーマン個別指導が算数に向いている理由
算数を伸ばすには、お子さんの解き方を実際に見ながら指導することが重要です。
マンツーマン個別指導では、問題を解く過程を確認しながら、
- 問題文を正しく読めているか
- 条件を整理できているか
- 図や式を適切に書けているか
- どこで思考が止まっているか
- どのミスを繰り返しているか
をその場で確認できます。
そのため、ただ答えを教えるのではなく、考え方そのものを修正する指導ができます。
マンツーマン指導が必要なケース
次のような状態が続いている場合は、マンツーマン個別指導を検討する価値があります。
- 算数だけ偏差値が伸びない
- 塾の授業は分かるのにテストで解けない
- 計算ミスや読み違いが多い
- 解説を読めば分かるが、自力では解けない
- 親が教えると親子げんかになる
- 塾の宿題が多く、何を優先すべきか分からない
こうした場合、必要なのは勉強時間を増やすことではなく、勉強のやり方を見直すことです。
まとめ
算数の成績を伸ばすには、問題数を増やすだけでは足りません。
大切なのは、
- 計算を丁寧に行うこと
- 文章題で考える時間を確保すること
- 解説を読んだ後に自力で解き直すこと
- 間違えた問題を時間をおいて復習すること
- ミスの原因を具体的に分析すること
です。
ただし、これを家庭だけで続けるのは簡単ではありません。
算数で伸び悩んでいる場合は、お子さんの考え方のクセを見抜き、正しい方向へ導く指導が必要です。
マンツーマン個別指導は、そのために有効な選択肢の一つです。
ご相談ください
算数の成績が伸びない原因は、お子さんによって異なります。
まずは、どこでつまずいているのかを確認することが大切です。
算数の学習方法やマンツーマン個別指導についてのご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせください。



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